ハリー・ポッターと死の秘宝感想続き

タイトルどおりです。前のに続けようと思いましたが、まあなんとなくと。
今度もネタバレありますので注意してください。


咄嗟の機転でハリーが誰だか分からなくするものの、ハーマイオニーの方からばれてしまい、マルフォイ家に連れて行かれる。その際ディーンらも捕まっていると。
ドラコ(マルフォイの方が自然に感じるのですが、家族がいるのでこう書かれているんですよね)に確認させようとするものの、ドラコは気の進まない様子だと。6巻の頃のが相当効いているのとヴォルデモートが怖いんでしょうね...しかしダドリー家に近いものを感じさせるマルフォイ家ですと。

それでもベラトリックスがヴォルデモートを呼ぼうとするがグリフィンドールの剣を見て慌てだし、ハーマイオニーを尋問しようとし、ハリーたちは地下牢へ。ルーナ、オリバンダーらもここで捕まっていたと。

ハーマイオニーが尋問され、その叫びが聞こえるものの牢から出られない。ここでまさかのドビー登場。脱出できないはずの牢もしもうべ妖精になら出入り可能らしい。グリップフックに剣を偽物だと言わせて、その隙にルーナ、ディーン、オリバンダーを脱出させる。

そのとき音を聞きつけ、ワームテールが様子を見に来る。
ハリーとロンが抑えるのに抵抗したものの、「僕を殺すつもりか? 僕はおまえの命を救ったのに? ピーター・ペティグリュー、君は僕に借りがある!」の言葉にワームテールが動揺を見せる。ロンが杖を奪うが、そのときペティグリューを彼にヴォルデモートが与えた銀の手によって殺される。

自分には好きにはなれないキャラですが、あっけなさすぎでした。生きるために裏切りも命乞いも何でもしてきた子悪党がこんな簡単に死んでしまうとは...裏切りか何かを見せてはくれるだろうとは期待していましたが、これだけで...

ハリーとロンが反撃に行くものの、ハーマイオニーが人質にとられてなす術がない、そんな中、ドビーがチャンスが作る。
そして、ハリーが、ドラコの持っていた三本の杖、ドラコ、ベラトリックス、ワームテールの杖を奪い、逃走。

しかしドビーが。まさかここでドビーまで死んでしまうとは...かなり悲しかったです。

ハリーたちはグリップフックに、分霊箱があると考えたグリンゴッツの金庫破りの協力を要請し、オリバンターにニワトコの杖についての情報を尋ねる。

グリンゴッツは見返りにグリフィンドールの剣を与えることを要求し、すべてが終わってから渡せばいいとハリーたちは企み交渉成立する。
多少危ないところはあったものの、無事忍び込む。しかし、金庫の罠とグリップフックの裏切りによって、分霊箱であるハッフルパフのカップを手に入れたもののグリフィンドールの剣を失ってしまい、ドラゴンに乗ってなんとか逃走。剣がないために分霊箱も破壊できない。

そんな中、ヴォルデモートとのつながりによって、分霊箱がホグワーツにあることが判明。しかも他の分霊箱を確かめにいくことも知る。そして、ホグズミードに行くが即刻見つかる...いや待て、備えが万全すぎだろ。

けれどもダンブルドアの弟で「ホッグズ・ヘッド」のバーテンアバーフォスに助けられ、その際にダンブルドアやその家族の話を聞く。


ダンブルドアを非難する彼にハリーはそれを否定、そして覚悟を示す。
その後、ネビルと再会。必要の部屋と繋がっていることを知る。そして、他のみんなをDAのときの偽ガリオン金貨でネビルが呼び、再開。

ルーナの案内を受け、分霊箱があるかもしれないと思われるレイブンクローに向かう。
そこでアレクト・カロー(スネイプの下で学校を支配するためにいる死喰い人の1人)に見つかるものの返り討ちにする。が、ヴォルデモートを呼ばれてしまう...

その兄のアミカスも来て隠れているものの、生徒を庇おうとしたマグゴナガル先生につばを吐きかけたことにハリーが怒ったと。
「してはならないことを、やってしまったな」「クルーシオ! 苦しめ!」「ベラトリックスの言った意味がわかった」「本気になる必要があるんだ」いや、グリンゴッツでも服従の呪文使っていましたけど、本当使ってはいけない呪文使いすぎな気も。この後マグゴナガル先生も服従の呪文使っていますし...そんなこと言っている場合じゃないのでしょうが、ちょっとどうかなと。

そこにスネイプがやってくるものの、教師陣の連携で追い払う。
というかスネイプもマグゴナガル先生も強すぎ..まともに遣り合えば、5巻の頃にダンブルドア抜きでもホグワーツは魔法省に対して、アンビリッジを追い払うなどの強硬政策にでられたのではないかと思えました。まあ、数の差があるのでしょうし、何よりあの状況で仲間(っぽくないですが)割れを起こすとまずかったでしょうが。

そして、ヴォルデモートの襲撃に備える。
そこへパーシー登場。「遅すぎたかな? もう始まったのか? たったいま知ったばかりで、それで僕――僕」「僕はバカだった!」「僕は愚か者だった、気取った大間抜けだった。僕は、あの――あの――」
そして、ウィズリー一家と和解。ここで地味に双子が助けているんですよね。いい奴らすぎる。まあ、それは今更ですが。

ハリーは分霊箱を探すために、レイブンクローのゴースト、灰色のレディと会う。
それで彼女がレイブンクロー寮の創設者、ロウェナ・レインブンクローの娘、ヘレナであることを知り、過去の話を聞き、髪飾りがアルバニアの森で失われたことを知り、そこからヴォルデモートが持ってきたと見当をつける。

その後、ロンとハーマイオニーと合流。なんと2人は秘密の部屋に行って、バジリスクの牙を持ってきていたと。入り口はロンが、以前見たハリーが蛇語を話したときの真似であけることに成功し、カップも破壊。ロン、何気にすごいな...見様見真似というか話せる人以外には簡単にできるものじゃないでしょうし。

そのまま、探しに行こうとする際に、ロンがしもべ妖精のことを思い出し、もうドビーみたくなってもらいたくないと脱出してもらおうと提案したために、ハーマイオニーとラブラブモードに...うん、この空気の中でこうなるとは何と言うか愛は恐るべしと。

なんとかそこから正気に戻らせて、必要の部屋から、すべての物が隠されている場所にいく。
手分けして探しているときに、マルフォイ、クラッブ、ゴイルが現れる。クラッブの乱暴なやり方にマルフォイが止めようとするが、以前と違い、親が権勢を失っているために、クラッブは従おうとしない。
殺してもかまわないというかむしろ殺すつもりでのクラッブ、ゴイルにマルフォイは、ヴォルデモートが生きたままのハリーを望んでいるからと止めようとするが、なんともならないと。

ゴイルを失神させたものの、そのままクラッブが強力な呪文を使って制御できずに、逃げ回ることに。全員が火に巻き込まれそうになる中、箒で逃げようとする。その際に、マルフォイとゴイルを救出。けれどもクラッブ死亡。

マルフォイも友達(ここら辺を見ていると取り巻きとかよりも友達として思っていたようにも思えるので)のことには自分をバカにするようなことを言われた相手でも心を痛めている。炎のなかで自分だけでも危険な状況でもゴイルを引きずって逃げていましたし。ある意味では彼も犠牲者だったのだと思ったりも。

仮保存。やばい、感想進まないorz