遊戯王5d’s

最終回でしたのでおおざっぱに振りかえってみる。
ぶっちゃけると最初は単なるネタ番組かと思っていましたよ。
バイクでデュエルとか何それとか。
というか正直バイク乗ってることに意味があったデュエルがいくつあったことやら

ネタバレなどには一応お気を付けください


ただ、ダークシグナ―編辺りからは普通に熱い展開になってきたと同時に伝説の(笑)チームサティスファクションリーダー鬼柳が出てきたりと、ネタ、シリアスさともにかなりよかったんじゃないかなと。
VSダークシグナー戦は正直繋ぎで入れた感があるルドガー戦や最後に回されたせいでおざなりにされた感があるミスティ戦以外は十分よかったですし、それらだって悪くなかったです。

その後のイリアステル編はアクセルシンクロの存在が出てから大分間が空いて忘れられてるかと思ったアクセルシンクロやらがあったけどその間の満足タウン編(待)は十分に笑えました。うん、満足さんはテンション高くても低くても本当笑いを提供してくれるから最高だ。

他にも元キングから元ジャックにまで降格したのとかもまじふいたなあ
まあ、大会突入してからは本当だったら負けていたデュエルがあったり、相手が凄く適当だったり、余計なことをして自滅的なのがありましたが、決勝戦は燃えた。
クロウがあえて自分のライフを護らずに特殊召喚したモンスターを使用して緊急同調でBFドラゴンを特殊召喚したシーンは個人的にかなり好きです。

その後の遊星VSアポリアも展開が凄く燃えると。相手の強力なモンスター相手にぎりぎりのところでしのいで切り返してを繰り返し、最終的に流れからそうなるだろうと思っていたとはいえ、BFドラゴン、スカーレッド、シューティングスターの三体でとどめをさしたところとか特に。

その後最終決戦に。
伏線回収を放棄したと思っていたパワーツールによく似たシグナー龍=ライフストリームドラゴンの登場や頼りになる味方だと思っていた(ただし視聴者視点からは除k(ry)ブルーノ=アンチノミーとの勝負、さらに希望を知ったアポリア対Z-ONE。残った仲間にカードを、ブルーノからは未来を、アポリアからは希望を託されたラスボス戦。
仲間から託されたシンクロモンスターを次々召喚し、さらにそれらを素材とし仲間との絆の象徴としてリミットオーバーアクセルシンクロでシューティング・クェーサー・ドラゴンを召喚。ここでブルーノさんを出してくれる辺りスタッフは分かってるよね。
しかしここでも役に立たなかった他力本願龍ことエンシェントフェアリーさん...

ただ、これでとどめを刺さずに最終的に仲間のシンクロモンスターの力を得たスターダスト・ドラゴンで相手の切り札を倒すのが憎い演出。

最後にZ-ONEが遊星のかわりに暴走するモーメントを止め未来を託していくと。
本当未来組はいい敵だった。
映画観てないんでパラドックスに全く思うところないけd(ry


これで終わりでも十分お腹いっぱいなんですがラストデュエルとして遊星対ジャック。
途中までいままで使用してなかったモンスターばかりで最終回なのに...と少し残念に感じてたのですが、最近出番のなかったニトロ・ウォリアー、ターボ・ウォリアーの登場に絶対絶命の危機をロードランナーで防いだりと序盤を思い出させるカードの活躍が見えて、初めのころのスターダストVSレッドデーモンズのバトルを思い出させるシューティグスタードラゴンVSスカーレッドノヴァドラゴンの激突。

さらに最後の最後でレッドデーモンズを倒したのがスターダストではなく、序盤に多用されたスピードウォリアーなどの弱小モンスターの力でパワーアップしたスターダストが戻ってくるまでの切り札ジャンク・ウォリアーとかもはや最高としかいいようがない。

そしてこのデュエルで遊星が決めたのが皆の帰る場所になるということ。
過去二作の主人公はそれぞれ旅立っていきましたがこういう結末もいいものでしょう。
過去二作と違うといえばアキさんがまじヒロインだったと。いや、基本遊戯王のヒロインってそこまでヒロインらしい扱い受けないじゃないですか。まさかここまでアキさんがヒロインらしい行動を見せてくれるとは思わなかった夜。

回収しきれてない伏線もあるけど個人的には文句のつけようがないぐらい楽しめた作品でした。
ギャグパートは普通に笑え、シリアスパートは普通に熱く、面白かった。

正直次回作のは今のところ全く期待感が持ててないんですが、最初に書いた通り本作もここまで面白くなるとは思ってなかったですし、期待したいと思います。