劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 感想
何か適当にレビューみたいなのを見ても不評なのが多かったので迷っていたのですが、結局見てきました。
以下ネタバレ注意
とりあえず印象に残ったところを
初めのトーナメント
ディケイドVSアマゾン
アマゾン強かったと。昭和世代見ていないのでどれくらいか分かっていなかったのですが、独特な感じで。
どう考えてもアマゾンが負けそうな流れには見えなかったのですがラストのライダーキック対決でディケイドの勝利と。
ディケイド対RX
なかなかいい勝負だったものの、カブトに変身してクロックアップでロボライダーに対抗し、さらにバイオライダーをファイズで撃破...いや、ゲル化は? ポインターにロックされるとできないとかあるのかなと。
クウガVSX
...待て...待てよ。
ユウスケが勝った!?
うん、雑魚的にも苦戦するはずのユウスケが...
まあ話的には残って貰う必要があったのでしょうが、ユウスケが勝っているのは何か新鮮に感じてしまう。
ディケイド、ディエンド、クウガVSV3 スーパー1 ブラック
ディエンドの逃走(何しに来た)、さらにディケイドを庇ってクウガが脱落したために1対3と追い込まれるもののイリュージョンからのファイナルアタックライドで逆転勝利...
って、アマゾンのときといい、ライダーキック勝負で勝った方が勝ちなのかよ...ダメージ差とかもうちょい考慮しようよ。
その他のライダーバトルで印象に残ったのはやはりイクサVSスカイライダー。
何で脇役の名護さん...じゃないか、まあイクサがいるんだ。
まあでもここは別にいいかと思えてしまう。753効果はでかいです。
でまあ、その後は単なるネタバレにしかならないのが続くので少し飛ばして(ここまでがすでにただのネタバレと大差ないとか言わない)
その次に迎えた印象に残った場面は大ショッカーからお払い箱にされた士の前に現れた結城丈二。
「たとえ孤独でも、命ある限り戦う。それが仮面ライダーだろ」
最初は士に復讐しようとするが、心が折れて、罪の償いに殺されることを望む士を見て殺す価値もないと言って戦いに向かったのはよくある展開とはいえ、GACKTが格好良すぎて文句なしによかった。
これ以降は正直ご都合主義的展開とかが多くて不満に思う人も多いだろうけど、バトルシーンとか全ライダー終結とかが燃える。
最初のころは正直あまり好きじゃなかったファイナルフォームライドも悪くなく思えたし。
ただWは正直余計だった気がする。
シャドームーンはあそこで士とユウスケが倒すもしくは追い詰めるべきでしょう。
それを、一緒に戦うどころかディケイド、クウガがフルボッコのときに現れて一人で追い詰めて帰っていくし...
何のためにライジングアルティメットになったんだ、ユウスケよ...
まあ、一度裏切られているのに、洗脳が解けてすぐに士を庇ったりとかユウスケらしさは魅せてくれましたが。
その意味ではユウスケが洗脳されるというシナリオもよかったかもしれない。
ユウスケがまともに残っていたら、信じようとしてくれて士が全てを失ったと思う状況にはならなかっただろうし。
その意味では信じようとしても心の底に疑いを残し、結局一度は拒絶してしまったなつみかんと対象的になっていますし。
海東は逆にらしくなくてよかった。
最近のテレビの方のうざさをそのまま持ってこられるとさすがに映画ではうんざりした気がする。
相変わらず何がしたいかよくわからないものの実は正しいことを言っていたことが証明された鳴滝さんは本当になんなんだろう...なつみかんの父親だったりは...しないよな
最後はまた旅に出る展開ですが、多分TVの最終回からは繋がらないと考えた方がいいかな?
いくつか矛盾が出るし。
無理がある流れが多い気がするけど、それでも自分としては満足できました。
しかし...シスコン属性までついてますます士が天道に近づいていくなあ...