ハリー・ポッターと死の秘宝


タイトルの通り感想です。
以下ネタバレ要素があるのでご注意を。


ヴォルデモートがハリーの守りが解けるために移動するタイミングを狙っての襲撃を企む感じのところから始まると。
魔法省にも徐々に魔の手を伸ばしつつある様子。
そして、マグル学教授のチャリティ・バーベッジが殺されてしまうという早々から暗い展開。

一方ハリー側はダーズリー一家を隠れさせるとともに、ハリー自身も守りが切れたときのために、脱出しようとしていると。
バーノンは不満な様子だが、ダドリーの言葉によって決まる。

そして、別れのとき、ダドリーが一緒に来ないハリーに対して疑問を抱き、どこへ行くのかと尋ねる。

バーノンがさっさと行こうとし、ダーズリー一家が分かれにそっけないことに怒るヘスチアにハリーが自分は、粗大ゴミだと思われているんだとか言ったとき、

「おまえ、粗大ゴミじゃないと思う」とまさかのダドリーからの言葉が。
そして、和解的な雰囲気で分かれると。

ここは結構よかったんじゃないかと思います。このままはい、さよならじゃ何のための家族かってことになってしまいますし。ハリーの親が自らを犠牲にしてまで救ったのだからこそ、もう1つの家族(と言っても今まで最悪に近い状況でしたが)との最後の和解はなければならなかったと。ダドリーだけですが、さすがに全体との和解は無理がありますし、それは仕方ないと。
そして、これで1人除いてダーズリー一家の出番終了のお知らせと。


次がハリー移送。
襲撃に備えて、6人がハリーに変身してそれぞれに護衛をつけて、惑わす作戦にでる。
が、やはりというか即座に死喰い人が現れ、ヘドウィッグが...
さらに、ハリー本人が見破られ、ヴォルデモートまで現れたものの、なんとか助かると。
そして、トンクス家から隠れ穴へとつく。誰も来ていなかったが、少しずつ他のメンバーも到着。
しかし、ジョージが片耳を失い、マッド−アイが死亡...

その後、しばらくしてハリーたちは分霊箱を破壊するための旅にでようとするものの、それを察したモリーがビルとフラーの結婚式のための仕事を言いつけたりで、妨害しようとする。
そんななかでロンとハーマイオニーを心配するハリーだったものの、2人の覚悟を示されると。
両親の記憶改竄まで...ハーマイオニー凄すぎです...

結婚式前日ハリーの誕生日。そんななか、魔法省大臣スクリムジョールが来る。いろいろ探りをいれつつ、ダンブルドアの遺言と遺品を渡される。
ロンには火消しライター、ハーマイオニーには「吟遊詩人ビードルの物語」、そしてハリーには最初の試合のときのスニッチを。
さらにゴドリック・グリフィンドールの剣も遺したものの、スクリムジョールは渡さなかった。
そして、そのまま雰囲気が険悪になり、スクリムジョールは帰る。

スニッチを開いたところ「私は 終わる とき に 開く」と書かれていたと。

翌日結婚式が行われていたものの、魔法省陥落の知らせが...いや、弱すぎだろ、魔法省...

逃げた先でも死喰い人に見つかり、ギリモールド・プレイス十二番地へ。

そこで分霊箱の一つロケットを持ち去った人物R・A・Bがシリウスの弟レギュラスだったことが判明。

クリーチャーに尋ねるが、マンダンガスが盗んだことが判明。

主人(レギュラス)の命令を守れなかったことを悔やむ嘆くクリーチャーの気持ちを知り、レギュラスが作ったロケットを渡すとともに、マンダンガスの捜索を依頼。

なかなか戻ってこないクリーチャーを待っているところにルーピンが現れる。
一緒に行くことを彼は求めるが、トンクスが妊娠し、実家において来ようとしている事を知り、さらに自分が狼人間だから結婚してはいけなかった、子供にとってもいないほうがいい父親だからと言ったハリーは怒り、ハリーの言葉「僕には信じられない」「僕に吸魂鬼との戦い方を教えた人が――腰抜けだったなんて」にルーピンも怒って去ってしまう。

そのことと、リータ・スキーターのダンブルドアの伝記の抜粋を載せた日刊預言者新聞を読んで気持ちが落ち込んでいるところに、クリーチャーがマンダンガスを連れて帰還する。マンダンカスからロケットはアンブリッジの手のものとに渡ったことが分かり、魔法省に潜入することを決める。

リジュース薬を使って潜入し、アンブリッジから分霊箱奪取、さらにマグル生まれということで裁判にかけられる人たちを助けつつ、逃げるが、その際にハーマイオニーがつかまれたままグリモールド・プレイス十二番地に行ってしまったために、もう使えないことに。

しかし、アンブリッジは半端なくうざかったと。

たどり着いた先はクディッチ・ワールドカップがあった森。
そんななか、ヴォルデモートが何かを欲しがって、グレゴロビッチ(杖職人)を拷問及び殺害したことがハリーのつながりによって、判明。しかし、何を求めているか分からない。

ロケットによって、不安になったりすることが分かり、さらにろくな食べ物がなかったりなどで段々雰囲気が...

そんな中偶然、ディーン・トーマスやグリップフック(グリンゴッツの子鬼)らが逃亡しているところを見かけ、その会話を聞き、グリンゴッツへ持ってこられたグリフィンドールの剣が偽物だと知る。

けれども、進展がなかったこととハリーが自分の兄妹が危険に会っていることを「僕はもっと大変な目に遭っている」と言ったことが合わさり、ロンが怒り、ハリーもロンの言葉に怒り、そのままロンは去ってしまう。

ハーマイオニーが何日も夜泣いているのを知りつつもどうにもできず、ハリーは学校のことを忍びの地図などで調べたりしながら昼はグリフィンドールの剣のありかを考える。そして、ダンブルドアと親交があったバチルダ・バックショットがグリフィンドールの剣を持っているのではないかと思い、訪れゴドリックの谷に訪れ、その際にハリーの両親やダンブルドアの家族の墓へ行く。

さらにポッター家の家を見つけ、その際にハリーを応援する言葉が書かれているのを見て少し元気を取り戻したところで、バチルダと出会う。

しかし、実は既に彼女は死んでおり、蛇のナギニで、ハリーは窮地に追いやられる。ハーマイオニーのお蔭でなんとか切り抜け、その際、ナギニの記憶とつながり、ハリーの両親が死んだ場面を見る。さらに、その際にハリーの杖が折れてしまっていた。

持ってきたリータが著したダンブルドアの伝記「アルバス・ダンブルドアの真っ白な人生と真っ赤な嘘」を読み、ダンブルドアが過去にマグルを支配すべきだったとしていたと知って、怒るとともにその際にハーマイオニーに言われたダンブルドアがハリーのことを大切に思っていたということが本当であって欲しいと願ってもいた。


真夜中に見張りをしているときに白銀の牝鹿を見つけ、それを追いかけるとなんとグリフィンドールの剣が。氷に埋まっていて呼び寄せ呪文も聞かないため、氷を砕き、池に潜るが、分霊箱に首を絞められたせいで池から出られない。
そこへ誰かが助ける。

ここでロン再登場と。

そして、グリフィンドールの剣でロンがロケットを壊すことに。ロケットがリドルやハリー、ハーマイオニーの偽物を作り出し、ロンの気にしていることを言うが、なんとか無事破壊することに成功する。

ハーマイオニーと合流するが戻ってきたロンにハーマイオニーがはたき、罵り、ハリーが盾の呪文で止めることに。
ロンが分かれてからのことを話し、その際ハーマイオニーの声が火消しライターから聞こえ、さらにその効力+姿くらましでハリーが牝鹿のことを追いかけているところを見つけられたと。これとその後のことを話し、どうにかハーマイオニーが落ち着くとともに、ロンが分かれている途中で人さらいから逃げる際に手に入れた杖があり、ハリーが杖を手に入れると。

前巻の最後の頃になってようやく少し希望がと言った感じですね。ロンの一連の流れではむしろハーマイオニーの感情の方がよく出ていたかなと。


ヴォルデモートの名前を呼ぶと見つかってしまうことをロンの言葉で気づく。

その後、ルーナの父親、ゼノフィリス・ラブグッドを尋ね、死の秘宝について聞くものの、ルーナが人質にとられていたために、ゼノフィリスは魔法省に密告。逃走を余儀なくされる。


そして、ハリーの透明マントが第三の秘宝であることが分かり、ヴォルデモートの狙いがニワトコの杖だと予測。ポッターウオッチを聴いたところでつい、ヴォルデモートの名前を読んでしまい、見つかってしまう...


かなり時間かかりまくっているので残りは明日編集しよう。感想っぽくないのは大体まとめて(まとまっていない気がorz)から最後に書けばいいやと。