Rewrite感想

まあ、18禁じゃないしいっかということでこっちに感想を手抜き気味に書いてみる。
ネタバレにご注意ください。
なお、手抜き気味に書いているため用語などの説明一切なしだったり省きまくってたりするんで未プレイ者には意味不明なところがあるかもしれません。
時間と体力の都合で途中までしか書いていませんが。


序盤はところどころ変な空間やら変な現象、生物などが出てくるもののある程度ほのぼのした展開。
吉野面白いよ、吉野。ヘタレじゃない春原っぽい感じで凄く笑わせていただきました。
多分後で活躍するんだろうなあと予測。

エストやらのおまけイベント的なものにはリトバスと比べて物足りなさを感じたり、マップでイベント探しながらってのは面倒くささを感じたりはしましたが、それなりに無難に楽しめている感じ。
なお、共通ルート部分での個人的にヒロインの好きなキャラランキングは朱音>小鳥≧ちはや>ルチア≧静流かな。

小鳥には見た目同様小毬的キャラに感じていたんですがなかなかしたたかで実は結構違う感じなので急激に評価が上がっていたり。

ルート分岐は行方不明になった人を探しに森に行ったら、別れ別れになって再度集まれたと思ったら龍に襲われ主人公覚醒でそれをどうにか乗り越えるものの朱音とちはやの背後に今まで幾度と瑚太朗を襲ってた黒犬を従える朱音&ちはやにルチア&静流がにらみ合い、さらにそのまま小鳥、ルチア、静流が行方不明に。
朱音、ちはやらと話して、説明を受けてちはや宅にかくまわれることに。

その後ちはやらと同じ組織ながらも対立するものの一部に襲われ、危うく士に欠けるものの粘った末に、かけつけた咲夜が魔物を一蹴し、危機を逃れる。

ちはやと恋仲になり、再開したルチアにもう一度オカ研復活させたいことを伝えたりする者の、ミドウに襲撃され、咲夜も足止めを受ける。

ちはやとの連携、そして能力「リライト」で自分を書き換え辛勝するものの、ミドウは自決。
散々もめながらもここで助けに来る吉野が格好いい。期待通りです。

その後飛ぶんですが印象に残ったのがラストバトル。
直前までの闘いと他の要因でボロボロになった咲夜が、おかしくなった朱音との戦いで力尽きるもののピンチな状況を打開。朱音を追い詰めるものの最終的に咲夜の体を器に最強の魔物を召喚される。
対立していた静流、西九条先生やその組織の人もかけつけるものの歯が立たない。
そこでちはやが死を覚悟して自分を傷つけ、契約している咲夜の力をそぎに行く...ものの当然そんなの許すはずがないのが主人公。

「ふざけた理不尽なことばかりだった。けどさ、最後くらいスカッと終わらせてやってもいいんじゃねえか?」

そして、咲夜に特攻。

ここでPhilosophyzが流れるのが熱いです。
届かないと思ったところで敵だったミドウの力により、突破。
ぶん殴って咲夜の意識を取り戻させ、最後に消える寸前の咲夜の自分を超えてみたくないかという言葉で勝負する。
殺し合いではない、ケンカとして。

本当終盤が熱くて燃えましたよ。
終わった後もまだ人がそろいきっていませんがオカ研復活させようとしつつ、最後に咲夜が宿っていた木の前で桜の花びらが落ちてきて...ときれいな終わり方。
個別エンドでかなり予想外にいい感じでした。
犠牲になった人はいるものの熱い展開とそれが次につなぐものばかりだったんでこの先もこういうのだろう...と思っていた俺が甘かった。

余談ですが、このルートはある意味というか普通に咲夜ルートといっても間違いな気g(ry

ついでにこれまた余談ですが自分はちはやは人外かと思っていたり(無知なところとかで動物とか、この流れだと魔物だったり)しましたが、普通に人間で思いっきり外しました。

次がルチアルート。

彼女は手袋を常に外そうとせず、過剰な潔癖症と思われたが、それは幼いころ触った花が枯れ、動物が死んだトラウマによるもの。

そんな中瑚太朗がアサヒハルカという疫病神扱いされた少女の話を聞き、ルチアと調べようとするが、ルチアの前にコピーしたものとは異なる警告された紙が出てきて、しかもそれを瑚太朗に渡すと文字が増えていたり、その事件の一つが起きた学校にいた吉野がアサヒハルカを恐れ、窓ガラスが割れたり、ルチアの目の前に現れたアサヒハルカが現れ、ルチアが触ると植物が枯れる呪いをかけられたりと不可思議なことばかりが起きる。

...が、犯人はアサヒハルカ=ルチア。実はルチアは毒を発生させる制御しきれない能力を持っており、それによるものでルチアの前で起きた不可思議な現象は自演...手袋もトラウマではなく、実際にそういうことがあるからと。
素でだまされました。ルチアが怪しいというのは感じてはいましたがルチア視点で驚いているのがあったからまさかと。

拒絶するルチアに瑚太朗は自分が調べていたのはアサヒハルカと同じ境遇のルチアのトラウマを解消したかったためで、自分をルチアの毒に耐えられる体に変えて一緒にいると誓う。

ちなみに静流も自身の能力でルチアの毒に対する薬を精製しているために平気だとか...だったんだが実は中和できておらず、蓄積した分により倒れてしまう。

さらにルチアは自分を必要としてくれている人なんていないと考え、自分の存在意義を求め、彼女をこのようにした一味のもとに行き、能力を発揮し、毒をばらまき、自分も死のうとする。

瑚太朗はちはや、静流と合流し、ルチアに生きるように説得しにいくところがこのルートのクライマックス。
というか敵対していても緊張感を簡単に失くせてしまうちはやがいい意味で阿呆すぎる。

瑚太朗がいつか毒を抑えられるかもと説得しようとするが、毒を抑えられない自分に意味はないのか、瑚太朗は毒を抑えたルチアにしか意味を認められないんだと拒絶。
静流が力づくで止めに行く。

静流が圧倒していたかに見えるもの状況の悪さにより、敗北。
この戦いが台詞見てると子供の喧嘩みたくて二人の距離の近さを感じられるんだけどすれ違っているのがなんとも悲しい。

さらにちはやがそのまま落ちたルチアを引き上げようとして、その際に互いに自分が一番不幸だと思っている、自分からすればあなたのが恵まれている、なぜ皆がここまで来たと思っているかと聞き、分からないと答えるルチアに

「あなたが友達だからでしょうが!!」

それで分からないならパーでなくグーで引っ叩くと言った直後にルチアの毒で倒れる。それが原因だと認めようとせずに...
阿呆としか思えない...というか実際阿呆だけど、ひたすらまっすぐだからこそちはやの言葉は響くんですよね...
ちはやルートとかで咲夜と契約しているのが分かっていると咲夜来いよと思うけど来てもどうにもならないんだよなあ。この問題は。

そこでまた友達を殺してしまったと嘆きルチアが屋上へ行き、どうすればいいんだと悩む瑚太朗にちはやがあれだけヒントもらって分からないのか、追いかけろと叱咤し、瑚太朗は追いかける。

そこで世界を滅ぼす「鍵」になる。そうさせたくないのなら殺せといおうとするルチアを止め、殺す気で襲ってくるルチアの刀を止め、ルチアの求めるものと自分が救いたい理由「自分がルチアを救いたい」ということを伝え、
「……意味ってのはな。誰かに与えられるもんじゃねえ。自分にとって何の意味があるかなんだよッ!」と、ルチアに自殺願望があろうが自分にとってルチアが意味があると叫び、刀を折る。

ちはやルートと違って駄目だこいつ的オーラを出しまくっていた瑚太朗ですが最後の最後で気づけたのはよかったかな。

そこでもう一度ずっと一緒にいると伝えて仲直り...のところで「はい、カットー!!」はふいた。西九条先生マジぱねえw

その後は世界各地のシェルターを回り毒の抑制剤ができるのを待つ生活。
ハッピーエンド...かは怪しいですがメインキャラがはっきり死んだシーンはないはずですし、最後の本物なのにルチアが触っても枯れないひまわりの部分でそこまで悪くなかったかな。

ただ、一気にここまで重くなるとは思わなかった。


次が朱音ルート。

ぶっちゃけ凄く不完全燃焼ルート。
さいころにあっていたという記憶があったりしたものの特に意味がなし...待てやと。
聖女になったせいで世界を滅ぼそうとする意思が強くなっていく朱音。
こういうゲームらしくなく、一気に時間が進んでその間に自然に距離が縮まってはいるものの、朱音は瑚太朗のもとを離れ、世界を滅ぼしに。

「鍵」が発動し、世界が滅びゆく中少しでも多くの人を「人口来世」の方に避難させようとしていく間に人を助ける吉野と再会。
互いに認め合って暴走する高砂と戦闘に。
吉野から受け取ったメリケンサックを利用し撃破。

そして朱音を見つけ出し、魔物を撃破し朱音に罪を償わせるために人口来世に連れていく。
一緒にいるからと告げて。

最終的には自分をわざと告発させ、吉野らに送られ朱音とともに追放される。
その際に朱音同様聖女の記憶を継ぐことになるしまこに辛くても生きなくてはならないと告げて...

...後味悪い上に途中一気に飛んでるせいで何かなあという感しかないんだよなあ。
瑚太朗がもうちょい早く何か気付けなかったのかとも。
ぶっちゃけリトバスの来ヶ谷ルートを思いだす不遇っぷり...だけど伏線のための犠牲になったルートっぽいわけでもないんだよなあ。


その次が小鳥ルート。
メインヒロインっぽいから最後に回そうと思ってたんですが、静流ルートがこの後でしかできないようなのでと。

以下後ほど追加予定