劇場版仮面ライダーW 感想

見てきましたよと。

以下ネタバレ防止のため続きを読むで


基本的にはよくできたサイドストーリーといった感じかな。
あって悪くはないけど、見なくても問題は一切ないといった感じの。

見てないのですが、前回のはそれなりに本編の謎を埋めていたらしいのですが、映画でやるんでしたら、こういう形のがいいかも。

仮面ライダージョーカーは結構よかったです。
もはや違和感なくなってるけど、それでも一色のダブルのが格好いい気がする。元々色を見なければデザイン格好良かったんだし。
見るまではT2メモリと元々のジョーカーメモリをそれぞれ使ってのジョーカージョーカーみたいに変身すると思っていたのですが、一瞬だけ出てきたスカル=おやっさん? に渡された片方だけで変身できるドライバーで変身。
というかジョーカーメモリが凄くご都合主義的な感じで手に入るのですが、まあT2はそれに適応する人間に惹かれるらしいので無問題ですか。「切り札は常に俺のところにやってくる」いや、よかったです。まさに奇跡、切り札は自分だけ、ですね。
技もライダーキック、ライダーパンチとか心惹かれるものが。
ヒートとメタルをそれぞれ撃破したときにそれらを使用したのは燃えたよ。
エターナルにあっけなくやられたのは予測外でしたが。

翔太郎が善戦しているのに対して、フィリップは今回それほど見せ場がなあ。
敵の一人をシュラウドと勘違いして、自分の母親だと思い、騙されて捕まったりとか、ファングジョーカーになってもフルボッコにされたりとか。

家族に対する思いとか、仮面ライダーであることへの誇りとか。
母親だと思った相手を信じたことで、その人の良心を呼び覚ましたりもしましたのでまるっきり足手まといというわけでもありませんでしたが。

そして、竜がテレビ版同様格好いいと。
前半ではウェザー、ナスカを撃破。後半はどこぞの神に変わって剣を振るう男だと言いたくなる、変身しないで(正確にはできない、ですが)雑魚ドーパントを撃破、さらにトライアルでトリガーも。
なお、途中で死亡フラグらしきのを立てていましたが、それすら難なく撃破。
自称死なない男、本領発揮ですよと。
ただ、Wの方もいろいろメモリ使っていてほとんどの能力を仮面ライダーは使っていたんだし、エンジンだけじゃなくて、エレクトリック(でしたっけ?)使ってやれよと。

エターナルは...どうもでおち感が強すぎる。
T2以外のガイアメモリを停止できる→変身できなくなったヒーローはそこから大反撃をしてくるの法則通りに再度Wになれるようになった後はフルボッコでしたし。
ただ、「さあ、お前の罪を数えろ!」に対しての「いまさら数えられるか!」は名台詞だと思う。


オーズは...なにかなあ...慣れるまでがWの見た目以上にきつそう。
特に変身音が...
というか次の番組の宣伝で次の仮面ライダー出してくるのやめようよと思います。


敵役に関しては...普通に悪役らしい悪役でまあ妥当なところだったんじゃないのかと。

そして、ラストバトルが熱かった。
ファングジョーカー以外の全フォームを駆使して圧倒し、なぜかサイクロンジョーカーエクストリームになると反撃に入られる。ちょい待て、最強フォーム。
まさに戦いはノリがいい方が勝つですね、あそこでエクストリームは空気読んd(ry

そして、相手がゾーンメモリを利用して、全メモリマキシマムとかやってきてやられたと思ったところで「俺の体を動かすのは、義務とか使命じゃない。そこに居る人を守りたいという思い…。人を愛しているから俺は闘っているんだ」「アブゾーブクイーン フュージョンジャック」街の人の声援を受けて、街の風を力にして、中央の銀色の部分が金色に変わり、羽根も生えて反撃。どう見てもジャックフォームです。ありがとうございました。そのまま撃破。


最初に書いた通り、映画にやるにはいい内容でした。
そして、多少無理やりなところもありましたが、よくまとまってたんじゃないかなあと。

最後に...ゴセイジャー普段テレビ放送程度の時間しかやらないなら映画やらなくていいんじゃねと...シンケンジャーよりはましな扱いでしたが。