クラナドアフターストーリー最終話感想

よかった。でも、物足りない。
そんな感じがする終わりだったと思います。


出会わなければよかったとの重いから、渚の横を素通りすることを選びそうになる朋也。
前に書いたとおり、出会わなければよかったということだけは思ってほしくなかった、それをまた選びそうになることに少し悲しくなってきました。

同時進行の幻想世界でもロボットが連れてこなければよかったと後悔する。
けれども、少女の言葉に希望を持ち、ロボット=朋也が現実に戻る。

というか少女は汐なのか...これ見るまで渚か汐かずっと分からないままでした。というか、渚が一度死に掛けて助かったことからむしろ渚のほうかと思っていました。

現実世界のほうの朋也は「渚...俺はここにいる」と呼びかける。

であったときだったら渚は朋也のことを知らないんじゃないか? とか思ったけれど、そんなことはなく
声をかけてもらえてよかったと、であったことを後悔しないで欲しいと告げる。


正直ここら辺で泣きそうになった。
この後もあるけど、自分は最終話の中ではこの流れが一番好きですね。


その後、汐の出産のときになり、今度は渚が死なない。
外にはたくさんの光の玉が。

「もし、街というものに、人と同じような意思や心があるとして、そして、そこに住む人たちを幸せにしようって、そんな想いでいるとしたら...こんな奇跡も町の仕業かもしれないです」

「でも、それは奇跡じゃないですよね?」

「町を大好きな人が町に住み、人を好きな町が人を愛する。それはどこにでもある当たり前の事なのです」

「私達は町を愛して、町に育まれているんです」

「街は大きな家族か」

「はい、だんご大家族です」

「俺にもやっとわかった気がする」


奇跡だと言っているのに、それでも奇跡じゃないという渚。
それが確かな奇跡でも、それだけではないということなんじゃないかなと。

奇跡を望む人がいたから、町があったから、それは起きたのですから。そうでなければ、どんなにありえないことだろうが、偶然に過ぎません。


そして、例の花畑に今度は三人で行って...


その後、友人たちなどの今まで関わった人たちのその後が見られる...一人だけはっきりしない感がある智代のは何を意味してるんだろ。

最後を締めたのは風子と公子さん。
しばらく笑わせてくれる会話をした後、最後に風子が向かった先に汐が。
一瞬幻想世界のほうかと思ったのですが、子供の姿...

これはどうなんだろう。

後、何で最後風子なんだろうと思いましたが、主な登場人物の中で唯一、朋也、渚、汐のすべての友人になった人物ってこともあるのかな。


本当よかったんですが、欲を言えばここに後一話欲しかったです...
最後に急ぎすぎた感があるかな。特別編もあるんだし。


ただ全体的にすばらしい作品ですし、最後ってのは納得いかないときのが多いですからそれを考えると最高だったと言葉を変えざるを得なくなってくる気がします。

何よりもハッピーエンドで終わってくれたのがよかったです。


この次にやるのが智代アフターリトバスか...どちらにしろ期間が少し開くでしょうが、そこも気になるところです。
個人的には智代アフターを見てみたかったりするんですけどね。ただ、特別編があったことも考えると多分リトバスのほうなのかな?