けれど、より大きな幸せのために。本当の救いを見つけよう

化学のテストの回収理由が判明。
どうやらある問題で条件にある有機物の種類はいくつかという部分で、出題側の意図では、エステルであることが条件であり、それで5種類のはずが、エステルと断定できる部分が抜けていたために、地球上で存在するものだけで35種類になっていたとか。存在するだけでそれでそのほかにもあるからそこを全員丸にしたらしいと。当初の予定で5種類書いた人以外にとっては得な結果。というか5種類って書いた人ってやっぱり勘なんだろうな...まあ上がった分は平均点もほぼその分上がっていますので、順位等への影響は薄いと思われます。


そして、英語の方もいろいろ不備があったらしいと。昨日聞いていただけで英語のライティングは106点満点になっていたとか。さらに今日判明したことだとリーディングが94点、あわせて平均すると同じだからそのままにするとのこと。リーディングのがなくても、そのままにすると昨日言っていましたが。というか各問題の点数調整するわけには行かなかったのかな...まあ、これだけミスが多発していることからして、先生方に余裕がないとも考えられますが。

ついでに今日は特別課外サボりました。理由...単に今週いろいろありすぎて体力がやばかっただけですと。自分が選択しているうちの英語のほうで、英語は正直プリント配って解いて答えのプリント配るって感じで課外でやる意味が限りなく薄いかつ、出欠も取らないのでまあいいかと。まともな理由がなくサボったのって久しぶりだな...わざとその日に理由を作ったことならかつての土曜講座でありましたが。


SHI-NO-シノ-空色の未来図 (富士見ミステリー文庫)

SHI-NO-シノ-空色の未来図 (富士見ミステリー文庫)

珍しく主人公が振り回す側でいろいろ動いている回。かつての亡くなった恋人との約束ゆえのものでしたので、踊らされていたといえば踊らされていましたが、それでも珍しいんじゃないかと。終わりの頃なんて思いっきり友人に感情をぶつけていますし。ここの辺りではヘタレ感もないと。

「アイツは頭が良過ぎたんだ。だから、あんなに苦しんでた」
「だとしても……これが救いじゃない」
「責任を負わなきゃいけない奴らが野放しになってる。それが許せないって言ってるんだ!」
「それでも詩葉は救われないだろ」
「だからって見逃せってのか! 全部許せって言うのかよ!」
「復讐なんてしたって……詩葉は喜ばない」

友人の雄一郎との言い合い、恋人だった詩葉の死に関する話なのに冷たすぎるようにも思えますが、それは詩葉の意思を受け取っているがゆえ。
一方本当は詩葉を好きだった雄一郎は昔からの幼馴染であり、そして意思を残したきっかけ=雄一郎の復讐、それを未来予知者ゆえにしっていたがために止めようとしたこと、を直接雄一郎に言えばよかったじゃないかと訴える。

それを雄一郎が信じてやれなかったからの結果で、さらに自分よりも詩葉との深いつながりを持っていた雄一郎への悪意かもしれないかと思いつつも、怒りをぶつける。「信じてやれないお前の弱さが、詩葉を殺したんだ!」と


「自分の惚れた女の事まで人任せにするなよ! それならきっちりと諦めろ!」
「お前に分かるか! お前なんかに! 俺はずっとアイツの傍にいたんだぞ!」
「それがどうした! 誰もが前へと進んで変わっていくなかで、お前だけがそんな過去に留まったままだ! お前は迷惑なんだよ!」
「お前はその程度なんだ! その程度の感情なんだ! 俺が一番詩葉を好きだった!」
「でも彼女は死んだんだ! もう―――死んだんだよっ!」

詩葉の死をなかったことになんてできない、だからこそ終わらせるための殴り合い、最後の頃は自分にも言い聞かせているかように思えました。