AIR感想

とりあえず、12話まで視聴終了しましたと。一日2話の予定が、3日目から2話半で、今日は三話になっていたのはスルーd(待
明日特別編視聴で、見終わる予定ですと。


最初、佳乃編が短く感じていてさらに美凪編に至っては2話とかいう短すぎる感があったのが、心残りでしたが、最後のAIR編にあたる部分で涙腺が緩みかけました。というか晴子さんに感動しましたと。

なぜ、泣けないんだろうとかいう感じがしたぐらいですが、自分が感動して泣けないのは今に限ったことじゃないので、諦めますと。

佳乃編は数日前に感想で書いたとおり、バンダナの話が好きです。
当初、一番好きだった佳乃(最後まで視聴後に、晴子さんが一位に順位変更(蹴)されました)ですが、ストーリー的には他のに劣る感がしたのが少々残念です。

過去編らしきところを多少でもいいからその後のsummer編に、繋ぎがあればよかったと思います。

美凪編は、こちらも前回書いた飛べない翼と笑顔がよかったです。
短かったけれど、終わり方は3人の中で一番感動できたかもしれません。

最初美凪はおっとりしているだけのイメージでしたが、母親から生まれなかった妹=みちるだと思われたまま暮らしていたのは相当重いですよね。しかも、さらには娘の存在すら忘れてしまう...

ここでの飛べない翼に意味はあるのかと言う問いかけ...
それに関して、某知人が綺麗じゃん、とか言っていたりしましたが、その後に暖かいしとかって...いや、たしかにそうなんでしょうけどさあ。

そこでみちるが、美凪には笑っていて欲しいと国崎に頼み、そのために、旅にでようと誘って、母親に対面させて、そして母が思い出す。みちるも誘ってみんなで食事をする。これだけでしたらハッピーエンドっぽいんですけれど、そうじゃなくてみちるが羽を返さなくちゃいけないってことで消えなくてはいけないんですと...

屋上での別れの際の笑っていて欲しい、そう言いながら泣いているそのありがちと言ってしまえばありがちなのかもしれない展開ですが、その展開は大好きですよと。

そして、美凪が親戚の家に行く際の岡崎の飛べない翼にも意味はあると思うって部分もよかったです。


次の観鈴編かと、思いきや、やたら遊びたがる観鈴がトランプをした際に発作を起こし、それは友達になれそうになると起きるもので、晴子がそんな時に旅にでるとか言って、挙句の果てに国崎も一緒にいるとよくないからと出て行ってしまうと。

このときは、いや本当待てよと思いました。
一人で放っておくのはさすがにないだろと...

一人じゃ頑張れない...ですよね。

だけど、出て行った先で思い直し、笑ってもらうために子供たちに教えてもらってまで頑張ったのに、戻ったところで観鈴が酷いことになっていると。

それを救うためだかなんかに、国崎消失...いや、これなんだよって感じでSUMMER編に移行。


時代が変わって、神奈とか柳也とか裏葉とかまったく今までいなかった人達がでてきますと。
で、途中、神奈の母親の出会い及び、その死を経ながらも、徐々に家族みたいになっていったところで、もう追い詰められている...途中家族だからと言いそうなところで、これもお約束なのかもしれませんが、別れ直前の最後の最後できますからね...

そして、神奈が自分を犠牲にしたために、柳也と裏葉は助かるけれど、それでも柳也に呪いが掛かっていて、しかもそれ以上に神奈が苦しみ続けていることを知って、子を作って救おうとすると。

いい話なんでしょうが、元が18禁だと聞くとそっち系に持っていくために思えてしまう効果がありましたが(待
まあ、そんなこんなで、国崎と観鈴のつながりの原点が判明してAIR編で、現代に戻ると。


で...国崎カラス化、なんですか、それと。
カラスのソラも含めて、もう一度回想みたいな感じで進んだ後、国崎消失時になる...
そして、晴子さんが、いなかった理由が、本当の母親になるために観鈴の親の実家(?)に行っていたと。

距離をとっていた理由もいつ分かれるか分からないからだったと。
そこからの晴子さんの努力に感動しました。国崎最高ならぬ晴子さん最高って感じです。
一緒にいようとして、観鈴が記憶を失って本当の父親が引き取りに来ようとして、それでも観鈴のために一生懸命やっていてそして記憶消失した観鈴も晴子さんと一緒にいたいと思って...

でも、最後の最後のお祭りで雨が降ってしまうと。それでもひよこを買ってあげようといった夏祭りはやっぱりやっていない。
神様なんていないと嘆くところで以前渡せなかった誕生日プレゼントが、ソラの行動のためにお参りにきた人に見つかって神様として置かれていて、その恐竜のぬいぐるみをとると。

このためと最後探しにいくためのカラス化だったんですかね...

最後に晴子さんのところまで歩いていくと言って、その途中で終わりにしてもいいよねと、亡くなる観鈴...
そして、その後に、晴子さんや観鈴父の話や、ソラに話しかける晴子さんとかの部分があって、最後はもしかすると生まれかわり(っていっても時間軸的にありえなそうなところな気もしますが、方術とかでもなんでもありでしょう)っぽい少年と少女で終わると。


個人的には最後ハッピーエンドが欲しかったです。これでもハッピーエンドなのかもしれませんが、その前の晴子さんの頑張りがあるからこそ、国崎も元に戻って、観鈴も生きて幸せに暮らすってのが欲しかったです。
でも、かなりよい作品だったと思います。最後と佳乃編と、後ストーリーが終わったキャラに使い捨て感がある以外は文句なしです。

...いやになるほど、感想下手な自分が...感動したのに全然そう見えないと。