Angel Beats 第10話感想

本当は最後まで書く気なかったけど、何となく気まぐれで書いてみる。
ネタバレにはご注意を


ユイ消滅回。

何だかんだで岩沢さんが消えた後は誰も消えないままここまで来たもののついに二人目の消滅。
話としては悪くないんだけど何かABの弱点がもろに出た回だった気がする。
今に限ったことじゃないんだけど過去話とかが必要な直前にいきなり出てくるからどうも感情移入しにくいんだよなあ。

そして、ごめんなさい。俺の中で音無をうざく感じる度合いが急上昇中です。
別に誰かを助けたいとか幸せにしたいとかそういうのは否定しません。
でも、だからって勝手に人を消そうとするなよ。

未練だったことを成し遂げて満足して消えられるのは確かに幸せかもしれない。けどさ、だからって、未練ってのは本人のもので横から勝手に消そうとしていいものじゃないだろうと。

しかも消した本人はさほど痛みを感じてない(物理的な痛みはもろに味わいましたが)でいいことをしたとでも思ってそうな感じなのが余計になあと。
日向に対してよかったかと聞く程度ですからね...


上に書いた通り物足りない気もしますが、ユイに関してはでもまあ納得できるかなと。
やっぱり未練ってのはできなかったことだったりやりなおしたかったりしたことから生まれるのでしょうし。

個人的にいい感じだと思ったのが日向。
やはりあまりこの話以外で焦点g(ry でユイに対して本気で恋心を抱いていたかどうか正直よく分からなかったのですが、それでも同情で誰かを騙せるような性格でもないと思うので、きっと本音なのだろうとは思えました。
なおかつ、音無と違ってちゃんと痛みを受け止めた上で音無を助けようとしているのが日向らしすぎる。

馬鹿な役回りばかりですが、なんだかんだでかなり精神的な強さを見せてくれていると思えます。

ただ彼の立ち位置がこれから難しいんじゃないかとも。
親友である音無を信じようとはするでしょうが、日向が戦線を裏切れる性格だとも思えないからなあ...
何かしら葛藤するシーンが出てくるといいと思うんだけど、多分この展開だとないだろうなあ...

次回は何かカオスなことに...

しかしゆりっぺにもう少し出番上げようよ...奏同様メインヒロインクラスのはずなのに凄く空気な回と悪役にしか見えない回の印象しかないってどういうことよ。