クラナド最終話感想

正直徐々に下がっていく勢いだったのでどうなるかと心配でしたが、凄く良かったです。


前回、自分のせいで両親が夢を諦めたことを知ってしまった渚が前半徹底的に落ち込み続ける。

励まそうとする智也に「夢は諦めてしまいました。違いますか? 」
これを完全に否定することはできないと。

智也は他の人たちのことを出すことでどうにか動かすが、それでもどこか暗い。

心配する春原に智也はいつもどおりにしてくれと伝える。人を間違えたのは...素な気もしますが、わざとにも思えるんですよね...どっちでしょう。

その後、学園祭を回っている際に智也とはぐれてしまい、資料室に行き、有紀寧の自由に使っていいと言われたことで秋生が出ていたときのを見て、秋生が演劇にかけていた情熱を見て余計落ち込んでしまう。

舞台に立っても、吹っ切れずに、泣き出してしまう。

幕を下ろしたほうがいいと言うなか、智也は大丈夫だと信じるが、それでもどうにもならず、ついにおろそうとしたところ大方の期待通り秋生登場。

「夢を叶えろ、渚! 渚、馬鹿かお前は! 子供の夢は親の夢なんだよ! お前が叶えればいいんだ。俺たちはお前が夢を叶えるのを夢見てたんだよ! 俺たちは夢を諦めたんじゃねえ! 自分たちの夢をお前の夢にしたんだ! 親ってのはそういうもんなんだよ! 家族ってのはそういうもんなんだよ! だから、あの日からずっと。パン焼きながらずっと。俺たちはそれを待ち焦がれて生きてきたんだよ! ここでお前がくじけたら俺たちは落ち込むぞ! てめえ、責任十台だぞ! てめえ! 早苗、いるんだろ? お前もいってやれ」

「渚、頑張れーー! 」

おっさん、最高です。期待以上でした。主人公がこっちじゃないのかと思うぐらい。テーマが「家族」らしいのでそのためかもしれませんが。

それを見て、智也も叫ぶ。

「俺たちもだぞ、渚! 俺や春原ができなかったことを今お前が叶えようとしてくれてるんだ。俺たちの挫折した思いも今お前が背負ってるんだよ! 」

ここで智也単独だけじゃないのもよかったかなと。

そして、立ち直った渚によって、劇開始。

劇の評判はよかったらしいですが、正直その前の方に感動した観客が多かったんじゃないかとも思ったり。

そして、最後に団子大家族を歌ったって...やばい、想像しただけで一気に脱力感が。

渚の招待によって父親が来ていて智也は顔を背けたままだったが、昔のことを思い出したと言って、立ち去ろうとする父親に

「あんまり飲みすぎるなよ」と。これで和解ってことなんですかね。呆気なさ過ぎる気もしますが、これはこれで悪くないです。

そして、次の日二人で出かけ、演劇部の部室に行ったところで、智也が「明日朝起きたら俺たちが恋人になっていたら面白いと思わないか? 」と言って、渚に告白。

そう言えば、主人公がきちんと相手に告白したのってkeyの放送された3つの中で初めてですか。

最後に、その後かもしくは以前かって感じの部分が少し流れて終わり...少し前に想像しただけで脱力感がでたと言いましたが、実際にこの曲で最終回終わったときの脱力感は凄かった...